ポータブル手洗い器TEARAについて

公開日：2022.06.15 / 最終更新日：2022.07.31

２０２４年介護事業所はBCP（事業持続計画）に対応が義務化

令和6年4月には次期介護報酬の改定がありますが、そこで求められているのがBCP（事業持続計画）です。介護施設においては新型コロナウィルス感染症やさまざまな感染症に対して日頃から徹底した対策が取られていると思いますが、新たに災害やはじめとするいかなる非常事態においても事業所として持続可能な計画策定が義務化される事になります。関係機関との連携や関連事業所からの相互の応援体制の取り決めや連絡手段の確保、感染症の蔓延を防止する対策として施設内でのゾーンングなど様々な取り決めを定めなければならないとされています。つまり、BCP とは「平常時と緊急時の対応」の両方を検討して、事業活動レベルの落ち込みを少なく、復旧に要する時間を短くすることを目的に作成された計画書です。当然、介護施設等では災害が発生した場合、建物設備の損壊と社会インフラの停止、そして何より人手不足が重なって、利用者へのサービス提供が困難になると考えられています。しかし、利用者の多くは日常生活の多くを介護施設等の提供するサービスに依存しているため、サービス提供が困難になることは生活と生命に大きな支障をきたすこととなるのは想像に容易いです。

感染症対策の基本

そこで、各事業所ごとにPCPの策定が義務化されるということで、残り１年半で実効性のあるBCPの策定が急がれるわけですが、まずは感染予防の観点から手洗いをしっかりしていただきたいと考えています。７２％アルコールによる消毒や次亜塩素酸による消毒など感染症予防に先ずは手洗いですね。厚生労働省の感染予防対策として、正しい手洗いと咳エチケットの遵守、マスクの着用を推奨していますし、手洗いを基本中の基本として考えたいですね。アルコール消毒も外出先では有効ですが、入居施設やご家庭でしっかり手洗い習慣を非常時にもできる限り手洗いができる環境を！と検討してきました。

一般の方が使いやすい高さの標準型TEARAと車いす利用者の方にもご使用いただける低床型TEARAをご紹介します。この商品は、もりや産業株式会社（大阪府）と有限会社ステップ・ワン（東京都）と、弊社（徳島県）の異業種コラボの商品です。

ポータブル手洗い器TEARAの特徴

１）給排水工事が不要

２）バッテリー内蔵（１５００回分）

３）非接触型センサー水栓

タンクは標準型で２０ℓ、低床型で１０ℓを給水と排水に分けてセットしています。１回１０秒程度のセンサー式ですので、ペットボトル１本分の５００mℓ程度が使用可能ですので、ハンドソープをつけてしっかり洗って流すことができます。

特に、低床型TEARAはタンク容量は１０ℓとコンパクト設計ですが、病棟やフロアで手洗いが十分にできない方に手洗い器が近づくことで意欲的になることも想定できること、サプライズで心が動くと体が動く、そのようなきっかけとしてもポータブル手洗い器はご使用いただけるものと考えています。

しかも、バッテリーを内蔵しているので、非常時の衛生管理としての手洗いに威力を発揮します。その後、しっかりとアルコールで消毒でウィルスや細菌に対する対策をしていただくとより効果的、先ずは洗い流すことが先決かと思います。誰しも手の汚れは気になるところ、しっかりと洗うことで日頃のケアと非常時の対応にお役立ていただけるものと考えています。

パートナー企業の有限会社ステップ・ワンのホームページです。

https://stepone.tokyo/TEARA/

ポータブル手洗い器TEARAの動画はこちらhttps://youtu.be/wAm9w4FN1Mk

手洗いと合わせて抗菌抗ウィルス効果を

WasaP”　わさびー

防カビ・消臭・抗菌・防虫（忌避）鮮度保持剤として、東急ハンズでも販売されている商品のご紹介

わさび特有のツンとくる香りに含まれる「アリルからし油」を有効成分としていますので、確かに鼻にはわさびの匂いを感じますが、高揮発性のため、衣服には全く匂いが残りません。空気中に発散されるので、密閉された中では１〜２ヶ月の効果を発揮すると言われている商品です。ポリエチレン等のマイクロカプセルにして練り込み、様々な用途に使用できるように開発した物が「WasaP”-わさび-」です。